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かなとこ雲ってなぜ出来る?名前の由来とラピュタや天気の子の雲についても

近頃、ニュースで良く耳にする「かなとこ雲」

これは一体どんな雲で、この雲が発生する時、何に注意すれば良いのでしょうか?

天空の城ラピュタや天気の子にも出てきていたそうです。

これについてご紹介したいと思います^^




かなとこ雲って何?どんな形でなぜできるのか

「かなとこ雲」とは、「限界まで発達した積乱雲」で、成長した積乱雲のうち頂上部分が広がって平らになっている雲のことを指します。夏によく見かける背の高いモクモクとした雲・積乱雲の一種です。

積乱雲が空高く限界まで発達してそれより先(上)に行けずに水平(横)にひろがるために出来上がります。積乱雲の発達の最終段階のいわば「巨大な積乱雲」です。

この雲が発生した時は、青空であっても大気の状態が不安定になって、天気が急変する可能性があり注意が必要です!

かなとこ雲の真下では「ゲリラ豪雨」となっているが多く、激しい雨や落雷・突風が起こっていることも。遠目からは青空とセットになって目を惹きますが、近くで発生した際には気をつけましょう!

かなとこ雲の名前の由来は金属の加工に使われる金床




かなとこ雲の名前の由来は、雲の形が金属の加工に使われる「金床(かなとこ)」に形が似ている所からきているそうです。焼いた鉄を打ち付ける上部が広く平らになっているからですね。

「金床」の実物の写真はこんな感じです!

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鍛冶屋職人さんが熱した鉄をハンマーで打ち付けて使う台で、こんな動画を作られてる人もいましたw雲からは脱線しますが「金床」の使い方のイメージが湧きますね!

ラピュタや天気の子で現れたかなとこ雲

かなとこ雲が現れたとき、ネット上では「ラピュタの雲だ」「天気の子の雲だ」と話題になります!天気の子ではポスターに登場!真ん中に大きく描かれていました。

「天気の子にでてくる雲」については、雲研究者の荒木健太朗氏が「天気の子に出てくる上部が平らな雲は実際にあるの?」といった質問が寄せられた際にTwitterでイラストを使って分かりやすく回答されています!

「限界まで発達した積乱雲」と表現されているのが「かなとこ雲」ですね!

天空の城ラピュタでは「劇中で登場する『竜の巣』と呼ばれる巨大な低気圧の渦がに似ている」ということで、劇中の世界観と「かなとこ雲」のイメージが一致するようです!

2018年に実際に「かなとこ雲」が発生した際にこんなツイートが話題になりました。

各地で実際に現れたかなとこ雲

かなとこ雲が現れた際は、その形に驚きSNS上で度々話題になって画像が投稿されます。その一部をご紹介します!

巨大な雲の発生はすごい存在感ですね!!

まとめ:かなとこ雲は限界まで発達した積乱雲で天気の急変に注意が必要

・「かなとこ雲」は積乱雲のうち頂上部分が広がって平らになっている雲。巨大な積乱雲。

・名前の由来は雲の形が金属の加工に使われる「金床(かなとこ)」に似ているため

・天気の子のポスターにも登場し、天空の城ラピュタの「竜の巣」の世界観にも似ていると話題になる

 

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Kei
都内でOLをしながらブログを執筆しています。 新しいものや、面白いものを見つけることが好きです。 それを伝えるのは大好きです!