蜜蜂と遠雷片桐はいりの存在感がすごい!原作にない役柄の理由を考察

2019年10月4日公開「蜜蜂と遠雷」はピアノコンクールを舞台にした物語。
直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」を原作に「愚行録」で一躍注目を浴びた石川慶監督が挑みました。
コンクールシーンなど音楽ホールをメインに、シュッと駆け抜けるドキュメンタリー風の作品です。
この映画の中で、ひと際注目を浴びたのが片桐はいりさんの出演シーンです。また原作には登場しない役柄でした。あの役はなんだったのでしょうか?
片桐はいりさんの役柄と抜擢理由の考察についてご紹介します!
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目次
蜜蜂と遠雷片桐はいりの存在感が出ていた口コミ
映画「蜜蜂と遠雷」片桐はいりさん出演シーンについてのコメントを集めました!
「蜜蜂と遠雷」観てきた。
眞島&片桐はいりがいい味だしてる。
片桐はいりはどんな作品にでてもいいわあ~。
あの微妙に怪しいような、そうでもないような、独特の感じが好き。— ナナキ (@nanaki0518) October 5, 2019
#蜜蜂と遠雷 見てきました。これは映画館で見るべき映画。最後にドレスを着た松岡茉優ちゃん、ゾッとするほど美しい。謎の片桐はいりタイムが箸休めで癒し。松坂桃李くんの地に足ついた役、いちばん難しい普通の人の役だと思う。うまいな…
— ABUSUI (@abusui0617) October 5, 2019
いい味だしている、箸休めと^^
— 小紋 (@akuwa2014) October 6, 2019
それはそうと、個人的な蜜蜂と遠雷の見どころは「映像作品としては絶対に必要だけどストーリーには何一つ必要のない片桐はいり」「栄伝亜夜本人役松岡茉優」ですね!
原作も映画も栄伝亜夜は松岡茉優ちゃんだし栄伝亜夜本人だった……
そして映画の緩急をつける役割さえ担える片桐はいりすご……— きゅ (@kyu_revue) October 6, 2019
『蜜蜂と遠雷』観てきた。
音の良い館まで足のばしてよかった。片桐はいりは存在がずるい(笑)
— ぼけら@充電中 (@adolfass) October 4, 2019
一番幸せそう、すご…、存在がずるいとまでwww
RKBテレビ招待試写会行ってきました😊🌸
全くピアノや音楽も詳しくないのですが何故か涙が出てきて自分でも不思議な感情でした🎹🌕
個人的に片桐はいりが気になって仕方なかった😄✨#蜜蜂と遠雷#ブラボー蜜蜂と遠雷#Tジョイ博多 pic.twitter.com/kPEF7IjFiW
— みんねぇ (@sugimin091829) September 26, 2019
映画「蜜蜂と遠雷」鑑賞
良かった。原作とは色々違ってたけど良い映画だったー❤️
ただ、黒い馬と片桐はいりさんが謎?笑
あと、塵くんの存在感がも少し欲しかったでも、もう一回くらい観に行くかも😃
— むいむい (@reading_nov27) October 4, 2019
中には、片桐はいりさんは気になる、少し謎だという声も…。
何も言葉を発さずと、ただならぬ存在感。片桐はいりさんさすがだなあ。#蜜蜂と遠雷
— uca (@2eille) October 6, 2019
2019年10月8日(火)
平日しか休みが無い私の時間潰し#蜜蜂と遠雷 を観てきた最後、松岡茉優さん演じる栄伝亜夜登場シーンから演奏が終わる迄自然と涙が…😢
↓ 凄かったー‼️
プロコフィエフ「ピアノ協奏曲 第二番」この映画のキーマンは
謎のクロークの女役、片桐はいりさんかなw存在感ありあり👍 pic.twitter.com/kgSt0qNwKN— ウベテツ (@ube_tetsu) October 8, 2019
存在感大◎片桐はいりさん大絶賛ですね!!さすが個性派女優さんです^^
蜜蜂と遠雷で片桐はいりが出演した役柄について
蜜蜂と遠雷で片桐はいりさんは、コンクール会場の音楽ホールのクローク役を演じられていました!
片桐はいりが演じたクローク役とは?
ホテル・レストラン・劇場などに存在するクロークとはクロークルームを意味する携帯品一時預り所です。コートや貴重品以外の手荷物を預けられる場所として用意されています。
手荷物を預けられるのは、施設で快適に過ごすための有難いサービスですよね^^荷物の受け渡しを担当する人=クローク係のことも一般的にはクロークと呼びます。
映画の中で、実際に荷物を受け渡しのシーンはなく、クローク係がホール内の様子を伺うシーンとして物語の合間に数回登場しました。セリフはなく動きのみの演技でした。けれど、沢山の口コミが出るほど存在感大でした。
また、片桐はいりさんは実生活でも劇場スタッフをされていたことがあります。少し役割は違いますが、劇場のもぎり係をされていたそうです。ショートムービーとして映像化もw次にご紹介します!
片桐はいりが演じた「もぎりさん」について
普通に片桐はいりさんが映画館のもぎり(フロント、入場管理業務)をやってた時代があるんだよな🤔
それなりに有名な方が、バイトしてるとか違和感しかない。そういえば蜜蜂と遠雷でもフロント業務役やってたわ。セリフ一個も無くて動作のみだったけど。
相変わらずの存在感。— ゆず (@kofas_yuzu) September 29, 2019
片桐はいりさんは、日本初のシネコン「キネカ大森」の上映前だけ観ることのできる限定ショートムービー「もぎりさん」に もぎり役(入口や受付でチケットを回収する係)で主演をされています。
シネコンとはシネマコンプレックスの略称で、同一の施設に複数のスクリーンがある映画館のことです。東京都品川区にあるキネカ大森公式ホームページ
「もぎりさんは」映画館スタッフたちの映画愛や映画館あるあるがキネカ大森ゆかりの人々に映画化された作品。「街の小さな映画館が元気になるように!」と願いを込められたそうです!
片桐はいりさんは大森生まれの大森育ち。キネカ大森オープン当初からの常連さんだそうです。また、かつて東京・銀座文化劇場(現・シネスイッチ銀座)でもぎりのアルバイトをされていました!
クローク役とは少し違えど、劇場スタッフとして広い目でみると近い役割ですよね。もともと存在感のある個性的な役者さんですが、よりリアリティーがあったと思います!
今日は『蜜蜂と遠雷』の前に「もぎりさん」が流れたと思ったら本編にも片桐はいりさんが登場して、ちょっと世界の境界が揺らいだのかと思いました。
— 真 (@shind009) October 5, 2019
キネカ大森で蜜蜂と遠雷を観られた方は、まさかのダブル片桐さんだったんですね(笑)
片桐はいりが原作にない役柄で出演していた理由の考察
ツイートの中で「なるほど!」と思う意見がありました(^^♪
#片桐はいり さん!あの方の存在感は抜群。真剣な演奏の合間に、片桐さんのコミカルな演技が挟まれる。最高!でもこの演出って #恩田陸 の小説と一緒なんだよね。どの作品でも、一瞬笑い(時にはシニカルな笑い)があるのが恩田陸の文章なんだよね。#蜜蜂と遠雷初日おめでとう #蜜蜂と遠雷#映画
— じゃんじゃん@『滅びの鐘』は素晴らしいファンタジー (@iceboat_rider) October 4, 2019
恩田陸さんの小説の特徴は、圧倒的な文章力・登場人物の繊細な心理描写。また、言葉巧みに表現されるキャラクターはとてもお茶目で、読者はここに親近感を覚えると想像します。
多くの口コミでもあった様に、片桐はいりさんはセリフはなくとも存在感抜群の女優さんで、動きだけで人の心を掴む方。そしてとてもお茶目です^^
今回、片桐はいりさんの役柄は原作の中には登場しないクローク役でした。小説の中には登場しませんが、大きな音楽ホールや劇場では多くいらっしゃいます。
この「お茶目な部分」は恩田陸さんの小説の世界に通じるものがある&ホールの日常に当たり前のように存在する。この2つを合わせ持った映画ならではの演出でした。
真剣勝負のコンクールの描写の中でクスっと笑って人の心を掴む、箸休めのような存在として、その効果は大成功だったようです。
また、少し役目は違いますが、片桐はいりさんご自身も「もぎりさん」として、映画館や劇場を愛していらっしゃいます。その役柄は適任だったと思います。片桐さんへのオファーはこの役柄を知っている制作陣の方の遊び心からだったとも推測します。
まとめ:片桐はいりの存在感は恩田陸の世界に通じたため
・蜜蜂と遠雷で片桐はいりさんが原作にないクローク役で登場していたのは、存在感が恩田陸の世界と通じるものがあった。そして、制作陣の遊び心からとも推測
・映画オリジナルの役柄。ドキュメンタリーの中にクスッとした笑いの要素を取り入れた
・片桐はいりさんは映画館でのもぎり経験もありストーリーとして映像化もされている。クローク役とも通じるものがあった
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