2019年10月4日公開「蜜蜂と遠雷」はピアノコンクールを舞台にした作品。
原作は史上初、直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」。映像化は不可能と言われた原作にスタッフ・キャスト・楽曲制作まで妥協なく挑み実写化が実現しました。
若きピアニストたちの登竜門といわれる国際ピアノコンクールに挑戦する4人の出場者の出会いや葛藤、そして成長していく姿を描いた物語。個性やバックグラウンドの全く異なる4人の交流を描く場面も。物語だけでなく音楽の再現に一音まで拘った作品です。
今回、幸運にもこの作品の試写会に当選しました。興味のあった作品の試写会に当選したのはとても嬉しかったです。試写会に当選した経緯や当日の様子、ストーリーのネタバレにならない程度の感想も交えてご紹介します^^
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目次
蜜蜂と遠雷の試写会について
試写会は、宣伝を目的として行われる先行上映会です。
一般公開より前にマスコミ関係者や一般に宣伝をしてもらうために無料で開催されます。
試写会へ応募当選した方法
応募方法はハガキを送る、WEBサイトから申し込むなど。
私は今回、ツイッターでの募集を見つけ、リツイートして応募しました。

応募の手順は「募集元のフォロー ⇒ リツイート」
当選発表はツイッターのメッセージに届きました!

メッセージが届いたのは、応募締め切りから2日後・試写会当日の1週間前でした。
メッセージより さらに参加の意思確認エントリーがあり、登録を済ませ当日にのぞみました。
20組の募集で1591のリツイートがあったので…狭き門ではありますが、結果は応募してみなければ分かりません!手順自体はとても簡単だったので、興味のある映画の試写会情報はこまめにチェックして応募してみる価値はあると思います!
試写会情報を探す方法は、インターネットで 『●作品名● 試写会』で検索すると出てきます。
または、『試写会CLUB』という試写会専用サイトを活用するのも1つです^^
専用ページからの応募もありますが、宣伝も兼ねたツイッターでの応募が多い印象があります。
また、同じ映画でも会場や用途を変えて複数回募集がある場合も。
蜜蜂と遠雷は、完成披露試写会・ひびクラ限定試写会・極上の音体感試写会と3回は確認できました。複数回応募チャレンジしてみるのも1つです。
試写会の種類
試写会にも細かく分けるといくつか種類があります。主に次の3種類です。
- 一般試写会 一般の人を無料招待して開かれる。夕方頃から行われることが多い。
- プレミア試写会 マスコミが入り監督や役者が登壇。TVで報じられる感じ。無料・有料あり。
- マスコミ試写会 マスコミ関係者用。映画の配給・宣伝担当者との交流なども。
一般に関係あるのは上2つ。私が行ってきたのは、最初に挙げた上映のみの一般試写会でした。
試写会で東宝本社へ行った当日の様子
会場は映画の配給会社である東宝の本社11階試写室。
東宝本社は日比谷にあります。日比谷シャンテ横の「東宝日比谷ビル」です。

受付けは上映開始の30分前から。入り口に看板を持った方がいらっしゃいました!
今回の試写会は土曜の夕方18時スタートでした。

東宝らしく、1階ロビーにはゴジラがお出迎え!

ゴジラの横にも看板を持った人がいらっしゃいました。

試写室のある11階に到着。エレベーターを降りてすぐに、映画の看板。

試写室に続く廊下の左右には沢山のポスターもありました。

受付けでツイッター名を伝えて、いざスクリーンへ。小規模な映画館といった感じの広さでした。
普通の映画館とは違い、飲食禁止でした。

会場はこんな感じ。満席の中試写会がはじまりました!
蜜蜂と遠雷の試写会の感想・体験談
まずはツイッターで挙がっていた感想から。
続けて、映画「蜜蜂と遠雷」先行試写会にお招きいただき参加してきました。原作とはまた違ったテイストで楽しめました!リアリティにこだわった感じも伝わってきて、良い作品だなと思いました。クラシックに馴染みのない人も楽しめると思いますよ。#ブラボー蜜蜂と遠雷 pic.twitter.com/zEeo1jWG7q
— 三嶋信澄 (@mikkun1125) September 21, 2019
今日は一足先に蜜蜂と遠雷の試写会へ。原作が大好きなのですごく楽しみにしてました。
それぞれのピアノ演奏が終わる度に思わず拍手したくなるほどの情熱がほとばしっていた。
特にお気に入りなのは月の光の連弾のシーン。すごく美しくて音楽の幸せに満ちていたなぁ#ブラボー蜜蜂と遠雷#蜜蜂と遠雷 pic.twitter.com/WjtWwR8tYl— 沙汰 (@sata_sss) September 21, 2019
「蜜蜂と遠雷」試写会にて。フォロワーにこの後の試写会行く人がいるようなので作品の良し悪しについては控えますが、可能な限り中央の席で観賞する事をオススメします。すごく音が透き通ってて拘りをとても感じました。もう少し大きい音で聴きたかったけど試写会なので贅沢は言えません。 pic.twitter.com/qriNdVFDPM
— 梓 -azusa- (@azusamovixxx) September 21, 2019
試写会前に、最終結果の手前まで原作を読みました(コンテスト結果未確認の状態)
映画化には、とくに音楽の再現に拘ったとの事もあり「限られた上演時間の中で劇中の音楽をどう再現するか」をポイントにされたと思います。長編小説だった原作の設定とは少し違う部分もありましたが、音楽の再現や楽曲制作(4人のキャラクターそれぞれが演奏する「春と修羅」)などの音での個性表現に特に力を入れられたんだなと思いました。役者の皆さんの演奏シーンもとても自然でした^^
私の印象としては、原作とは別の音楽映画作品として楽しめる「蜜蜂と遠雷」だったと思いました。文章の中の想像の世界を現実の音に表現されたことは見事だったと思いました!
原作で描かれていたキャラクター毎の心理描写と映画とは少し違ったかな?という印象もありました。原作を元にされましたが、映画「蜜蜂と遠雷」として、原作とは別の作品として鑑賞するのが良いのでは?と思いました。
映画を観終わった頃は、すっかり真っ暗でした。貴重な機会をありがとうございました!
まとめ:試写会はまず応募するが第一歩
・試写会へは「まず応募してみる!」というのが大切。
・インターネットで「作品名 試写会」で検索すると、募集についての情報が得られる。
・一足早く映画を観られるので、特別な満足感が得られる^^
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