2001年の7月20日に日本公開となった「千と千尋の神隠し」
日本での興行収入は約308億円・観客動員数2350万人で歴代1位の記録を持っています。
(映画業界では「興行収入10億円がヒットの目安」と言われています。)
公開から18年が経過した現在2019年も破られていない凄い記録です。
人気は日本国内にとどまらず、第52回ベルリン国際映画祭・金熊賞受賞、また第75回アカデミー賞・アカデミー長編アニメ映画賞受賞と世界各国でも注目を集めました。
『千と千尋』では、異世界に迷い込んでしまった際に豚にされた両親を助け元の世界へ戻ろうとする10歳の少女・千尋/千の奮闘と成長を描いた作品です。
ストーリーの中には、不思議な描写や様々な謎とメッセージが織り込まれています。
そして、個性的なキャラクターが多く登場するのも魅力の一つです。
そのキャラクターの中で人気が高いのは湯婆婆の息子「坊」と坊が変身した「坊ネズミ」
「坊ネズミ」にはいつも一緒の「ハエ」風のキャラクターがいます。
この「ハエ」キャラクターの正体についてまとめたいと思います。
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目次
ハエのキャラクターは坊ネズミと共に大人気!ツイッターでの口コミ
ハエ単独でも人気があります
千と千尋の神隠しのハエ?
かわいすぎる(≧∇≦) pic.twitter.com/ICCltwFFZi— みよししょうた (@1231_mys) November 21, 2014
千と千尋の神隠しに出てくる頭に毛生えた小っちゃいハエみたいなヤツ、小さい頃から好き
— QiA(キア) (@queer_910) August 16, 2019
けれど、ハエはネズミとセットです
千と千尋の神隠しの このネズミちゃんと上の烏?みたいなハエ?みたいな子が好き(´∀`)💕 pic.twitter.com/mTylgPT0jI
— みや(元シルフィー) (@ace_414) August 16, 2019
千と千尋の神隠しのちっちゃいハムスター?ねずみ?なのとハエ好き
— マリン★@鴎党 (@marines_TH01205) August 16, 2019
千と千尋の神隠しは、もう後半のネズミとハエが好きすぎてもう
— はやしゆきえ (@munierukobayasi) August 16, 2019
ハエは昆虫ではなく鳥。キャラクター名は「ハエドリ」
久しぶりの千と千尋楽しかったー!!
坊ネズミとハエドリがいちいちかわいいよね☺ pic.twitter.com/bAFx5kSwhk— たまき (@tamakiamakake) August 16, 2019
千と千尋の神隠しがテレビでやる度に『どんな話だっけ?ちゃんと見たこと無いかも』って思ってたんだけど違った…
後半に出てくるネズミとハエドリが可愛くてそればっかり見てるから覚えてないだけだって事に気がついた!(n‘∀‘)η— さっちゃん (@sachi_0120) August 16, 2019
「ハエ」風のキャラクター「ハエドリ」は「坊ネズミ」と共にとても人気。
ストーリーの印象をも奪ってしまうほどの様です(笑)
風貌にインパクトがあり、名前までは浸透していないようです。
ハエドリの正体は湯バード!
坊ネズミと共に人気の「ハエ」風のキャラクター「ハエドリ」
元々の姿は「湯バード」という鳥でした!
湯バードとは?
湯バードは、湯婆婆に使えている鳥で、首から上は湯婆婆と同じ顔、体はカラスのいわゆる人面鳥。喋ることはできず、カラスの鳴き声のような声を発しています。しかし、意思疎通は出来るので湯婆婆の指示で動く偵察担当のポジションだと思われます。
ハエドリに変えられてからはネズミに変えられた坊を足で掴んで飛び、千尋と一緒に旅します。
主人の湯婆婆が坊を溺愛していたので、姿を変えられても坊の面倒をみていたのでしょう。
魔法が溶けて元の姿に戻れるようになっても、最後まで湯バードの姿には戻りませんでした。
千と千尋に出てくる鳥の名前、湯バードっていうのな pic.twitter.com/ivuUmQUaEb
— やすぴ@乙乙乙丙丙 (@aiksuy0426) August 16, 2019
湯バードがハエドリになったシーン
自分の思い通りにならないと、すぐに癇癪をおこして泣きわめく坊。
誰も手が付けられない状態になります。
坊が湯婆婆の姉・銭婆が千尋と初めて対峙するシーンに一緒にいた時も同じ状況に…。
その態度を見かねた銭婆が、坊と湯バード、同じく湯婆婆の部下の頭に魔法をかけました。
坊はネズミに、湯バードはハエドリに。頭は坊の身代わりとなり坊の姿に変えられました。
ここから、千尋と坊・湯バードの成長の旅が始まりました。
ハエドリは最後まで元に戻らなかった理由の考察
銭婆の魔法で姿を変えられた坊ネズミとハエドリ。物語の後半はその姿で千尋と共に旅をします。銭婆の住む旅の目的地「沼の底」についた頃には…魔法はとっくに切れていたのですが引き続きその姿で行動し続けました。
再び「湯屋」に戻って千尋と湯婆婆が対峙する時になって、坊ネズミは自らの意志で元の姿に戻りましたが、湯バードは最後まで元の姿には戻りませんでした。
その理由は明確に明かされていません。
私の考察は、「元の姿に戻りたくなかった」「元に戻る必要を感じなかった」です。
「元の姿に戻りたくなかった」
◆再び湯婆婆の下で働きたくなかった → 手下として こき使われるのが嫌。
◆姿を変えられた愛息子「坊」に気づかず邪険な態度をとった湯婆婆に失望したため。
「元に戻る必要を感じなかった」
◆今の姿を気に入っている
→湯婆婆の顔 vs ハエドリの顔 もし究極の2択を迫られたら…私なら迷わずハエドリです!(笑)
◆不便を感じない
→コンパクトで小回りが効き、おまけに力持ち(坊ネズミを持ち上げて飛べる脚力!)
ハエドリにも、いろんな事情があるのではないでしょうか ><
まとめ
『千と千尋』では千尋の成長をメインに描かれていますが、同時に坊の成長も描かれいます。
過保護に育てられた坊は千尋と一緒に旅をして様々な経験をすることによって大きく成長しました。
この坊の見守り役として「ハエドリ」は存在しました。
・ハエの正体は「ハエドリ」で、元の姿は「湯バード」
・千と千尋の神隠しで描かれるテーマの一つ「成長」の旅に欠かせないキャラクター
・坊ネズミと共にその愛くるしさで密かに根強い人気のあるキャラクター
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